プロフィール

@reseado
ちの
ちの
Profile
関西在住の20代会社員。夫と二人暮らしで、現在産休・育休中。
大学生(一人暮らし)のときはモノが多くいつも散らかった部屋で過ごしていました。大学三年生のとき、就活が嫌で片付けをし始めたらドハマリし、ゆるミニマリストに。
家族や友人のお部屋の片付けから始まり、現在はオンラインお片付け相談を受付中。

基本情報

  • 20代 会社員(現在、産休・育休中)
  • 夫と二人暮らし
  • 大学3年生までマキシマリストだったが、
    就活がやりたくなさすぎて気を紛らわすために部屋の片付けをし始めるとハマり、
    今ではゆるミニマリストに
  • 引っ越し経験 5回
    • 一軒家(高校生まで実家/地方/5人)
    • 1K(大学生/1人)
    • 1K(社会人1年目/東京/1人)
    • 1DK(社会人2年目/大阪/2人)
    • 2DK(社会人3〜5年目/東京/2人)
    • 2LDK(社会人6年目〜現在/関西/2人)

<実績>

  • 片付けサポート実績:11人(2025年5月現在)

経歴

「なんで片付けをやってるの?」というのは下記にまとめています。

大学2年生まで:マキシマリストとしての暮らし

今でこそゆるミニマリストとしてシンプルな暮らしをしていますが、以前はモノが多く「マキシマリスト」そのものでした。

小さい頃から「モノは全部大事」と思ってとっておくタイプで、大学進学を機に一人暮らしを始めた際は、実家から大量の段ボールを送って部屋がモノで埋め尽くされてしまいました。

結果、いくら片付けてもすぐに散らかり、掃除をしているつもりでもホコリだらけの部屋に…。
「きれいな状態が1日ももたない」そんな毎日でした。

大学3~4年生:ミニマリストとの出会い

そんな私が片付けに本気で向き合い始めたのは、大学3年生のとき。

就職活動が始まる時期でしたが、どうにも気が乗らず…。
「でも、何か変わりたい」と思い、テスト前に勉強をせず机の掃除をするような感覚で片付けを始めてみたのがきっかけでした。

大学近くで一人暮らしをしていた私は、就職と同時に引っ越すことが決まっていたので、「次は身軽に引っ越したい」という気持ちも後押しになりました。

そして運命の出会いが訪れます。
それが、ドラマ『わたしのウチには、なんにもない。』です。

“なんにもない”ガラーンとした部屋に最初は衝撃を受け、「こんなのあり得ない…」と思いながらも見続けるうちに、原作者・ゆるりまいさんの考え方、モノとの付き合い方に深く共感。
気がつけばすっかりその世界に憧れるようになっていました。

ブログ「なんにもないブログ」は過去記事をすべて読破。
モノが少ないだけでなく「自分が本当に納得したモノだけに囲まれた暮らし」に心惹かれました。

なくてはならないモノ、厳選した“好き”だけに囲まれて心地よく暮らしたい」

その思いが強くなり、YouTubeや本でミニマリストの暮らしや考え方をとにかく吸収しました。
本屋さんのミニマリストや片付けに関する本を棚の端から端まで読み尽くしたほどです。

本当はやったほうがいい就活はずっと脇において、暇さえあれば部屋の片付けをしていました。

周囲からは「さすがに手放しすぎじゃない?」と驚かれながらも、私は自分が納得いくまでモノを減らしていきました。

似合わない服、使わないメイク道具、観ていないテレビ、ホコリの温床だったジョイントマット、不要な家具や雑貨たち…。
実家から連れてきたものや一人暮らしを機に母親が買い揃えてくれたもの、バイト代で買ったものもありましたが、今の自分を軸にして「ありがとう」を伝えて手放しました。

その結果、部屋も心もどんどんスッキリ。
何より大きな変化は「自分の判断軸ができたこと」でした。

それまでは親や兄姉、周囲の意見に左右されがちだった私が、「私はこれが好き」「私はこうしたい」と自信を持って言えるようになっていたのです。

片付けを通じて“自分”としっかり向き合えた感覚でした。

結局、放っておいた就活は大学4年生の3月1日という当時のギリギリからスタートしました。

避けていたツケが回ってきて、慣れないパンプス、押し寄せるプレッシャーでうなだれる毎日でしたが、片付けで身についた「自分軸」が自己分析につながり、就活の軸や将来のやりたいことが自分の言葉で話せるようになっていて、「片付けをやっていてよかった」と思う一面もありました。

社会人1年目:片付けの押しつけと反省

そんなミニマリストな生活が快適すぎて、ついその価値観を周りに押しつけてしまった時期がありました。

実家や祖父母の家で「今使ってないもの=いらない」と決めつけて捨ててしまったり、本人と話し合わずにモノを手放すよう促してしまったり…。

結果、「あの子が帰ってくるとモノを勝手に捨てられる」と、家族に警戒されるように…。

友人の片付けを手伝ったときも、「使ってないなら手放したほうがいい!」と押しつけ気味にアドバイスしてしまい、大切なモノを捨てさせてしまったかもしれないと深く反省しています。

(その友人とは今でも仲良くしていて、月に2回は遊んでいるほどです!)

社会人2年目:片付けを“学び直す”

「このままではいけない」と思い、改めて片付けを学ぶことに。
整理収納アドバイザー2級と準1級の資格を取得しました。

本で知識を得ていたつもりでしたが、体系立てて学ぶことで片付けの理論や考え方がより深く身につき、「人の気持ちに寄り添う片付け」への意識が芽生えた時期でもあります。

社会人4年目:片付けで後輩の生活を激変させる

私が「片付けサポートを本気でやりたい」と思うようになった、あるきっかけがあります。

高校時代の部活動の後輩と遊ぶ機会があり、話の流れで私が片付け好きで、友達の部屋まで片付けるほど趣味になっていることを話しました。
すると後輩も、「実は部屋が散らかっていて、今年こそは片付けようと少しずつ頑張ってるけど、なかなか進まなくて…」と悩んでいたことを打ち明けてくれたのです。

「それなら、今から一緒に片付けてみようか!」という話になり、早めの晩ごはんを外で食べた後、18時半頃から後輩の家に向かうことになりました。

私の自宅とは逆方向の電車に一緒に乗り、後輩のお部屋へ。


実際に訪れてみると、話には聞いていたものの、想像以上に部屋は“てんてこ舞い”の状態でした。

「こんなに汚くてごめん…」と謝られましたが、私にとってはまさに片付けがいのある空間。
すぐにスイッチが入りました。

はじめにどんな生活をしたいか聞いてみると、「部屋をスッキリさせて、いつでも人を呼べるようにしたい」とのことだったので、それに沿って進めていきました。

まずはメインの部屋の収納から、ありとあらゆるモノを全部出し、一緒に話しながら、そして休憩を挟みながら片付けを進めていきました。

気づけば4時間ほどが経ち、後輩が1年がかりで片付けようとしていた部屋は、見違えるようにスッキリと整いました。

「遊びのついでに少しだけ」のつもりが、帰るころには後輩も私も大満足。
私はあまりの変化に興奮冷めやらぬまま、終電ギリギリで帰宅しました。


数日後、後輩からメッセージが届きました。

一人だったら絶対ここまでできなかった!
たった数時間で部屋がこんなにきれいになるなんて、本当に嬉しい☺️
毎日ちゃんと部屋が片付いていて、ちょっと散らかってもすぐに戻せるし、リバウンドもしてないよ!

その言葉を聞いたとき、私は初めて「人の片付けで本当に役に立てた!」という実感を持つことができました。

私はずっと「片付けると生活が変わる。楽になる。人生もよくなる」と、自分の体験から感じていました。
でも、実際に“人が変わる瞬間”を目の当たりにすると、その力の大きさを改めて感じました。

「やっぱりこの力はすごい。だからこそ、もっと多くの人に届けたい」
「片付けに困っている同世代の人を、私が手助けしたい」

そう強く思うようになりました。

私は片付けが大好きで、いくらでもやっていられるし、やればやるほど元気になれるタイプです。
でも世の中には、後輩のように片付けが苦手で、何から手をつけていいか分からないという人もたくさんいます。

そんな人にこそ、苦手な片付けは一緒に終わらせて、あとは“自分の時間”を思いっきり楽しんでほしい。
心からそう思っています。

片付けへの想い

片付けは一人だと、なかなか進まないこともあります。
でも、得意な人と一緒にやると、驚くほど進みます。

「片付けには終わりがある」
このことを、ずっと悩み続けている人にも知ってほしい。

片付けにハマったときからこの気持ちを持ち続けてきましたが、ようやくそれを届ける準備が整いました。

いま、私はオンラインでの片付けサポートをスタートし、一歩ずつ活動を始めています。

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